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こんにちは!
ヘッドコーチの石橋です。
ついにチャンピオンシップまで1ヶ月を切りました。
新型コロ ナオミクロン株の影響が本当に身近に迫っていたり、受験や期末テストで練習に参加できない選手も2月は多かったと思いま す。ここからはできる限りのコロナ対策を行いながら、フィジカル、スキル、メンタルを最高の状態で本番を迎えてもらいたいと思っています。
全国大会を初めて経験する選手も多いと思 いますが、緊張する必要は全くありません。
トレインズは正しい練習をずっと行ってきていますし、体に染み付いている自分達のやるべきことを全力で発揮するだけです。緊張がワクワクに変わった時、自分でも信じられないようなプレイが出来たりするものです。みんなは驚くほど上手くなりました。
「自分は天才だ」
と胸を張って思いっきりプレイしましょう!
あとは保護者の皆さんやスポンサーさん、協力してくださる多 くの方々に感謝しながら東京体育館のコートに立ってください。そして全力で楽しんで欲しいと思っています。
チームの現状
毎練習でスクリメイジを行っていることもあり、オフェンスでは攻め所を多くの選手が理解できるようになってきました。アタックを仕掛けるタイミング、インサイドの狙い方、 ピック&ロールの制度と格段に良くなっています。またドライブからゴール下への合わせのプレイが大きく向上していますので、全体的にフィールドゴールパーセンテージが上がっている と思います。
ディフェンスではボールプレッシャーとディナイが日常化して きていて常にインテンシティーのある5on5が行われていま す。ガードもセンターもバックコートからしっかりマッチして いますので脚力もアップしているはずです。ただヘルプディ フェンスの強度が今ひとつなので本番に向けて「体を張る」ヘ ルプを身に付けなければなりません。 Bリーグでも180cmに満たない日本人選手が2m100kgの外国人選手のドライブコースに入ってチャージングを取るシーンも多く見られますからね。
課題
年明けからフィジカル面の向上、コンタクトの強さが生まれて良いプレイが増えてきたのですが、それがリバウンドに直結していません。 いくら良いディフェンスをしても最後オフェンスリバウンドを 取られては意味がありません。ゲームに勝つためには最も重要と言っても過言ではないのがリバウ
ンドです。本番までにしっかり修正していきます。
また1月半ばから練習ゲームが出来ない状態が続いています。いきなり本番を迎えてときに面食らって自分 のプレイが出来ない・・・なんてことにならないように日々の 練習から本番さながらにプレイしていくことがここからは重要 になります。
「本番のように練習して、練習のように本番でプレイする」
これができれば必ず良いプレイが出来ますし、試合で大きく成 長できると思います。 今年のメンバーは選手同士の仲の良さが伝わってきて良い雰囲気が伝わってくるチームです。3年生にとってはそのチームメ イトと一緒に練習できるのもあと数回です。一回一回の練習を大切に全力でやり切りましょう!
月間MVP
2月の月間MVPは3年の大本颯史選手です。
フィジカルの強さを活かして得点、リバウンド、ディフェンスとオールラウンドにチームを支えて
くれています。ゴール下のパワープレイやフェイドアウェイに加えて3Pの確率が上がってきてい
て、さらに頼りになる選手 に成長してくれました。チームの戦術の理解度も非常に高いの で副キャプテンとして背中でトレインズを引っ張ってくれてい ます。課題であったゲーム出足での波も無くなってきたので チャンピオンシップではやってくれると思います。