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こんにちは!
ヘッドコーチの石橋です。
新シーズンがついにスタートしました。
新三年生は最上級生としての責任が生まれますし、新二年生はまだ下級生だからという言い訳は出来なくなります。新入生や新加入の選手はコート内外でのチームのルールをしっかり覚えて早く慣れていってもらいたいですね。
今シーズンは
・コートでは常に全力でプレイすること
・声をもっともっともっと出してコミュニケーションをとること
・最後まで諦めないこと
・感謝の気持ちを持って行動すること
など、″応援されるチーム・選手”になるためにしっかり徹底させていきます。
また礼儀や挨拶、連絡や提出物の管理などバスケ選手としてだけでなく、一人の中学生として、人間としてもしっかりと成長できるように指導していきたいと思っています。
チームの現状
今シーズンから毎回、チームの活動にはトレーナーさんが帯同することになりました。練習や試合中の怪我の対応だけでなく、何か体に違和感があった時なども相談に乗ってくれますので遠慮せずにコミュニケーションをとってもらいたいと思います。自分の体と常に向き合うことはとても大切なことなので今のうちから習慣にして欲しいですね。
練習ではどの選手もどのポジションもできるための基本のドリルや、オフェンスの考え方と動き方を中心に行っています。ゴールに向かってアタックして決め切るためのスキルを向上させる事とアタックした選手に対して他の4人がどのタイミングでどう動くか?ということが今年のチームでは最も重要になってくると思います。
課題
「フィニッシュ力」
「リバウンド、ルーズボールの強さ」
この2点が今の大きな課題となっています。先日行われたBリーグのコーチサミットでも育成世代ではフィニッシュ力を向上させることが最も重要であるという見解が示されました。ゲームでは完全なノーマークレイアップを落とすシーンは少なくなりましたが、強いコンタクトや高いブロックに会った時にバランスを失って決めきれない場面がとても多いのです。
年間の大きなテーマとして取り組んでいきたいと思います。
またボールに対する反応というか執着心が少し弱いと感じています。近くにあるルーズボールやリバウンドに飛び込んだり、何がなんでも取ってやるというエナジーをもっと高く持つ必要があります。こちらが先にボールに触れた状態でも相手の強く激しい「手」に負けて失ってしまうことが本当に多いのです。華麗なドリブルや3Pは派手でかっこいいですが、ゲームを勝つためには泥臭くリバウンドやルーズボールをものにして攻撃回数を増やすことがとても大切なんです。練習の中でも練習試合でも強く意識させていきます。
練習ゲーム
■4月9日(土)vs由井中
最初のゲームでは相手のプレッシャーディフェンスに対応できずにボールを失ってしまい、そこから走られて点差をつけられてしまいました。ただ途中から修正して自分達のペースを掴む事が出来ました。特に新加入の選手たちが積極的にプレイしてくれていましたね。
■4月17日(日)vs村山学園、青嵐中学
ゴールへのアタックをテーマにして挑んだ練習ゲームでしたが良い形でレイアップが決まっていました。劣勢な時間帯もありましたが上級生が引っ張ってくれて、流れを引き戻してくれていました。
■4月24日(日)vs八王子高校、浅川中
兼子ACが帯同してくれたゲームでした。3年生がドライブ、アウトサイドと活躍し、高校生相手にも負けずに戦えていました。
月間MVP
今月の月間MVPは3年の早坂凌選手です。
もともとハンドリングとドリブルの上手い選手でしたが、3年生になって積極的にアタックすることでその能力を発揮できるようになってきました。非常に良いチャレンジをし続けているのでチームにとっても良い影響を与えてくれています。課題であったターンオーバーも減ってきているのでフィニッシュの精度が上がってくれば相手にとって脅威の存在になってくると思います。