content_start
新年あけましておめでとうございます。
ヘッドコーチの石橋です。
関わっていただいている皆様のご協力のおかげでU15チームは大きな怪我もなく新年を迎えることが出来ました。心より感謝いたします。
本年もよろしくお願い申し上げます。
チャンピオンシップまで3ヶ月を切りました。ここからは試合モードに入っていきます。
チームの現状
ウォーミングアップ時のレイアップの声出しができるようになって試合前のエナジーを高く持っていけるようになりました。ゲームの入り方が以前より良くなり、出足で流れを簡単に持っていかれることは少なくなったと思います。
またボールが思うように回った時にはペイントエリアへのアタックや、ポストからの攻めなど、一人一人の積極性が上がったことでチームとしても良いシュートを選択できる事が多くなりました。その結果として2P、3P共にシュート確率がアップしてきています。
課題
高校生やレベルの高い相手との練習ゲームが増える中、フィジカルの強いディフェンスに対してまだまだ対応しきれていません。強いボールプレッシャーや激しいディナイ、タフなファイトオーバーをされると自分たちのやりたいバスケットができなくなってしまいます。簡単に修正できるものではありませんが、日々の練習から粘り強いタフなディフェンスを行うことでその「やり合い」を習慣化しなければなりません。
さらにリバウンドも大きな課題の一つになっています。どうしてもボールウォッチャーになってしまう事があるのです。毎回ではありませんが全てのシュートに対してボールが空中にある間に相手より早く動き出してコンタクトする必要があります。
大きい相手にはスピードと強さで対応する以外にないですからね。
明らかに体が違う高校生と戦う時でも、チームとしてやるべきことに100%集中した上でやられたという「やられ方」が重要になってきます。自分達の約束を守らないでただただやられたのでは意味がありません。強い選手やチームとの対戦は成長できる大きなチャンスです。一つ一つのプレイを大切にチャレンジしてください。そして試合が終わった後にもフィードバックして次のゲームに活かすようにしていきましょう。
練習ゲーム
■12/12(日)vs日野高校
体の強さで劣る高校生とのゲームでしたが、チームオフェンスが機能した時に良いシュートを打つことができていました。ただ一度崩れると得点の止まってしまう時間続いてしまいます。自分達でいかに立て直すかということが課題となりました。
■12/25(土) vs横浜エクセレンスU15
ビートレインズのプロのゲームの前のエキシビジョンゲームで選手紹介やゲームMCの中でのプレイは良い経験になったと思います。出足でエクセレンスのアウトサイドシュートに苦しみましたがしっかりペイントにアタックすることで流れを掴み最終的には20点差で勝利する事が出来ました。ただリバウンドに大きな課題の残るゲームとなりました。
■12/26(日) vsアースフレンズZ-U15、SIMON
プレッシャーやコンタクトの強い2チームとの対戦でしたがオフェンスで思うようにプレイできないことが多く、本当にチャンピオンシップで勝つために必要な物を感じることの出来たゲームだったと思います。ただ良い時間帯に早い展開からスコア出来ていたので自分達の通用する部分も理解できたと思います。
■12/27(日) vs八王子東高、穎明館
今年から参加する事になった八王子のU18リーグ、高校生とのゲームは特にフィジカル面で良い経験になると思います。インサイドの2人がいない中での東高との戦いは、アウトサイドがよく決まり最後0,2秒で大本選手がブザービート3Pを決めて劇的な勝利となりました。チームとして自信が持てる試合になったと思います。
続く穎明館戦では力でねじ伏せられましたが多くの選手が出場し、高校生の強さやサイズを体感できたと思います。
月間MVP
12月の月間MVPは3年の寺嶋久遠選手です。
スピードのある選手で足が強く、ディフェンスは安定していましたが、ここにきて良いシュートも多く見られるようになりました。必殺の右ドライブに加え、ミドル、3P、左ドライブとバリエーションも増えてきました。あとは3年生として自覚と責任を持ってプレイしていけばさらに成長して行ってくれると思います。