content_start
こんにちは!
ヘッドコーチの石橋です。
ついに東京オリンピックが開催されました。日本代表チームが5人制も3x3もその大舞台で見てる人の心を掴むような熱いプレイをしてくれています。彼らのスーパープレイだけではなく、ルーズボールに飛び込む姿勢や、ベンチでの立居振る舞い、そんなところも見習ってもらいたいですね。また世界の強豪国のシュート力や当たりの強さ、そんなところまで目を向けて
「強いチームとは?」
「強い選手とは?」
ということをこのオリンピックを通じて感じてもらいたいですね。
【チームの現状】
ディフェンス面ではボールプレッシャーやディナイディフェンスを引き続き行っていますが、まだ正しいスタンスやビジョンを取れない選手も多い状態です。昨年からの選手たちも完全に習慣化しているわけではなく、疲れた時など集中力が低下した時に出来なくなってしまいます。
「やり方を知っている選手」と「やり続けられる選手」
は違うのです。
理解と実践が両方出来てこそ良い選手になっていけるものなのです。
オフェンス面では絶対に決めなければならないシュート、レイアップをまだまだ外してしまう選手が多いです。アウトサイドのシュートに波があるのは分かりますが、レイアップやゴール下は全て決めなければいけません。どんなに華麗なドリブルやステップが出来ても最後外してしまえば意味が無いので簡単なシュートこそ高い意識で繰り返し練習する必要があるのです。
【課題】
この時期は技術的な事よりメンタル的なことが重要だと思います。感謝の気持ちや練習に向かう姿勢、コミュニケーション能力、挨拶や練習の準備や後片付けの目配り、気配り、心配り、そういう事がしっかりできる選手がいち早く成長していけるものだと思います。
まだまだ体育館に来ても自分はお客さんのようなつもりの選手もいますので、皆が動いてる時に何もしていない自分に危機感を感じてもらいたいですね。
そして毎回口を酸っぱくして言いますがやはり「声」です。昨年の今頃に比べるとはるかに声は出るようになっていますが、毎回同じような選手だけが声を出し、他の子はただ引っ張られている状態です。自分の意見と自分からの発信、前から言っていますが全員がアウトプットできる選手にならなくてはいけません。
【公式戦】
■7/4(日)東京都U15リーグ① vsTACHIKAWA DICE
今シーズン初の公式戦の相手は昨年の8月に完膚なきまでにやられた立川ダイスでしたがプレッシャーディフェンスと速いテンポからのアタックが効いて登録メンバー全員が出場し、67−50で勝利することが出来ました。
【練習ゲーム】
■7/10(土)vs八王子高校、アースフレンズU15
我がチームOBである曽根跳也選手のいる八王子高校との戦いはフィジカルやサイズの違いと、激しさという高校生のメンタリティーを痛感させられるゲームとなりました。ターンオーバーを連発し簡単にレイアップを決められ続けてしまいます。
アースフレンズ戦も自分たちのバスケットをさせてもらえずに相手に思うようにドライブ、アウトサイドを決められてしまいました。
自分たちの課題が浮き彫りになった2戦でしたね。
■7/24(土)vsブーギーズU15、エクセレンスU15
前回のゲームの反省を受けて2戦ともターンオーバーが少し減り、さらに激しいディフェンスから走るというリズムが多く出るようになりました。素晴らしいシュートも何本かありましたね。
ただリバウンドやルーズボールに課題が残りました。
【月間MVP】
7月の月間MVPは3年の太田恭輔選手です。
とにかく声を出していつもチームを良い方向に持っていってくれます。強い身体を活かしたハードなディフェンスと広い視野からの綺麗なアシストでチームバスケットを体現してくれていますし、最近アウトサイドに安定感も出てきて、アタックからのフィニッシュの確率が上がれば脅威のプレイヤーになるでしょう。期待しています。