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医療保険は、生命保険会社だけでなく損害保険会社からも販売されていて、非常に多くの商品があります。
数多くある医療保険の中から一つを選ぶのは大変です。
ここでは、医療保険を選ぶ上でのポイントを見ていきましょう。
基本の保障(入院/手術)について
①保険期間
医療保険には、一定期間だけを保障する定期型と、一生涯の保障が得られる終身型があります。定期型は、終身型に比べ同じ保障での保険料が安くなりますが、更新の度に保険料が上がっていきます。
②入院日額
入院1日当たりの給付金の金額のことです。5,000円や10,000円など、1,000円刻みで設定できます。
③1入院の限度日数
60日型・120日型・180日型等の種類があります。限度日数が多いほど保険料が高くなります。
④通算支払日数
保険期間を通して受け取れる入院給付金の日数限度も設けられています。これを「通算支払限度日数」といい、日数は730日、1000日、1095日など商品によってさまざまです。通算支払限度日数が多いほど保険料は高くなります。
⑤入院何日目から保障されるか
「日帰り入院から保障」「1泊2日の入院から保障」「入院5日目から保障(4日間免責)」等があります。保障開始が早いものほど保険料が高くなります。
⑥手術給付金
医療保険によって、手術給付金の金額を入院給付金日額の10・20・40倍としている保険や、一律20倍にしている保険があります。
また、対象となる手術については、健康保険適用範囲内の「約1,000種類の手術」に対応しているか、保険会社の約款所定の「88種類」に対応しているかの大きく2つに分かれます。
「約1,000種類の手術」に対応している方が安心度は高いでしょう。
※88種類は88分類という意味ですので、1,000種類の手術に比べ極端に数が少ないという意味ではありません。
保険料について
⑦保険料の払込期間
終身型の医療保険の場合、生涯保険料を支払い続ける終身払いタイプと、60歳や65歳などで保険料を支払い終える短期払いタイプがあります。
短期払いタイプは生涯の保障分を一定期間で支払うことになりますので、終身払いより1カ月あたりの保険料が高くなります。
⑧払方
払方は「月払い」「半年払い」「年払い」「一時払い」などがあります。
保険料は、月払い>半年払い>年払い>一時払いという順で保険料が安くなります。
⑨掛け捨て型/貯蓄型
解約した場合に解約返戻金のない掛け捨て型と、解約返戻金のある貯蓄型があります。貯蓄型はその分保険料が高くなります。
その他
⑩特約
医療保険に付帯できる特約には生活習慣病特約や先進医療特約、通院特約など様々な特約があります。特約を付ければその分保険料が上がりますので、本当に必要かどうか吟味しましょう。
⑪付帯サービス
セカンドオピニオンや医師や看護師による健康相談サービスを付帯している医療保険があります。保障や保険料で差がつかない場合、付帯サービスの有無や充実度で選ぶもの一つの方法です。
⑫緩和型/無選択型
持病がある場合など、健康状態に不安があり、通常の医療保険に加入できない、もしくは加入するのに条件が付いてしまう場合には緩和型医療保険や、無選択型医療保険を選ぶ方法もあります。
緩和型医療保険や、無選択型医療保険は加入しやすい分保険料が割高になっています。
⑬女性専用の医療保険
医療保険の中には、女性特有の病気に手厚い保障がされる、女性専用の医療保険があります。一般の医療保険より保障が手厚いため、保険料が割高になります。
医療保険の選び方
医療保険を選ぶ上で大切な事は、「どの商品を選ぶか?」ではなく、「自分にとって必要な保障は何か?」ということです。自分にとって必要な保障を知り、それに合った保険を選んでいきましょう。
その上で、上記の13のポイントに沿って「自分にはどういう保障があればいいのか?」を考えていきましょう。時間がない場合や、難しくて理解できない場合はプロに相談するのも一つの方法です。
・商品を選ぶ前に、「自分にとって必要な保障は何か」を考えて整理しましょう。
・13のポイントに沿って考えていきましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
分からないこと等ございましたらお気軽にご相談くださいませ。
皆様のご来店心よりお待ちしております。
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