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低金利が続く近年ですが、将来の資産形成のためには少しでも有利に積み立てていきたいもの。
ここでは、数%の金利差が運用結果では数倍の差になることもある、「金利」と「複利効果」について運用シュミレーションを比較しながらお伝えします。
単利と複利
単利とは
単利とは、「元本だけ」に利子がつくことです。
複利・複利効果とは
複利とは、「元本+利息」に対して利子がつくことです。
「元本+利息」に利息がついたものにさらに利息がつくので、投資期間が長ければ長くなるほど大きく資産を増やすことができます。
これを複利効果といいます。
単利は「足し算」、複利は「掛け算」
単利の計算は「足し算」ですが、複利の計算は「掛け算」なので、投資期間が長ければ長くなるほど差が出ます。
運用を早く始めれば始めるほど、この複利効果がより大きく期待できます。
単利と複利の運用比較
具体的に単利と複利で運用結果がどのように差が出るのか見ていきます。
例えば、100万円をなんらかの金融商品で運用する場合を考えてみましょう。
(1)年利5%の単利で40年運用
(2)年利5%の複利で40年運用
単利と複利の差
同じ100万円でスタートした元本が単利だと40年後には300万になっています。
一方複利だと30年後には400万以上、40年後には700万以上になっています。
資産運用は運用期間を長くすることが最大のポイント
以上のように、複利効果を利用すれば元本を大きく増やすことができます。複利効果の恩恵を最大限受けるには「運用期間を長く」することが重要です。
つまり早く始めて「時間を味方につける」ということです。
例えば老後に向けた資産運用を考えている場合、少しでも早く若いうちに始めることが将来の大きな差を生むことになります。
小さな金利の差が大きな差を生む
さらに、複利で運用する場合、金利の差が運用結果に大きな差を生みます。
例えば、100万円をなんらかの金融商品で運用する場合を考えてみましょう。
(1)年利0.001%の単利で40年運用
(2)年利5%の複利で40年運用
(3)年利10%の複利で40年運用
40年の複利運用における金利の差
(1)年利0.001%の単利で40年運用
年利0.001%(2017年8月現在の都市銀行の普通預金金利)で運用した場合。ほとんど増えていません。(40年後には400円増えました。)
これでは利子分はATMの手数料でなくなってしまいます。
(2)年利5%の複利で40年運用
40年後には約700万円になっています。
(3)年利10%の複利で40年運用
40年後には約4,500万円になっています。年利5%に比べ金利は倍ですが、資産額は6.4倍になっています。
わずかな金利の違いでも、長期間に渡って複利効果が積み重なると大きな差となることがお分かりかと思います。
資産運用は時間を味方につけよう
以上のように小さな金利の差でも運用の結果には大きな差が出ることになります。
この恩恵を最大限受けるには「運用期間を長く」することが重要です。
つまり早く始めるということに意味があります。
例えば
老後に向けた資産運用を考えている場合、少しでも早く若いうちに始めることが将来の大きな差を生むことになります。
逆に住宅ローンなど、借金をする場合でもこの小さな金利の差が大きな差を生みますので、住宅ローンのプラン選択も慎重に選ぶことが重要になります。
次回は資産運用の中で役にたつ知識、
「72の法則」についてお伝えいたします。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
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