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こんにちは!ヘッドコーチの石橋です。
10月に入りBリーグはB1、B2共に開幕し、いよいよバスケのシーズンが始まりました。バスケットの練習には適した気温となり、少しずつですが激しさのある練習ができるようになってきました。
夏の間から取り組んできた個人技術も身についてきていて、特にレイアップを含めたゴール近辺のシュート確率が全体的に向上してきています。引き続き基本技術の習得とコンタクトに強いプレイを指導していきますが、それに加えてそのスキルを
・対人で活かせるか?
・5対5の中で使いこなせるか?
・コートの中でやり続けられるか?
という次のステップも一人一人高い意識を持って取り組んでいかなければなりません。
【チームの現状】
ディフェンスではポジショニングについては理解してきましたがその位置にどのくらい素早く移動しなければならないか?という事がまだ徹底できていません。ボックスアウトも含めいかに速く状況を理解し、いかに速く準備をするかが良いディフェンスをするためには最も重要なのです。今は分解練習の2対2のドリルの中でクローズアウト、方向づけ、ディナイ、ヘルプ、ローテーション、ボックスアウトまで繰り返し行なっているところです。
オフェンスでは今全世界で頻繁に行われているピック&ロールを時間をかけて行なっています。全員がハンドラーもスクリナーも経験させて将来どのポジションもできるように取り組ませています。スクリーンの掛け方、使い方、パスの方法など基本が中心ですがこの先は相手の守り方に応じた対応の方法を指導していく予定です。
【課題】
ポスト ディフェンス
相手のインサイド、身体の大きな選手にに対するディフェンスです。ミニバスなどではポストをうまく使うチームが少ないためどう守るかを知らない選手が殆どでした。
まずは良いポジションを取られないように体をぶつける事が必要で、相手よりも速く戦う準備をしなければなりません。特に自分より身長も体重も大きな選手にはより速く判断する事が大切になってきます。ローポストで戦う練習を入れる事ででポジション取りとコンタクトの強さを意識させていきます。
【練習ゲームvs八王子実践高校】
初めての高校生相手の練習ゲームでしたがディフェンス面では相手ビッグマンのインサイドでのプレイを止める事が出来ずに次々とゴール下をねじ込まれてしまいました。ローポストで1on1を決められたというよりはポジション取りで完全に圧倒された感じです。アウトサイドでは上手くプレッシャーをかけてスティールから速攻を決める場面もあったので相手が控えのメンバーの時には互角以上に戦えていました。
オフェンス面では下がり気味に守る相手にアタック出来ずに単発で低確率なアウトサイドを連発してしまい得点が伸びません。後半に入り果敢にアタックするシーンもありましたが身体が大きくて強い相手にどういうシュートセレクションをするかという事も今後の良い課題になったと思います。
【月間MVP】
今月の月間MVPは2年の鈴木龍羽選手です。
まだまだプレイングタイムを多くもらえていませんが一度も練習を休んだり遅刻する事もなく、練習前にもシュートやハンドリングなど自分の課題を克服しようと一生懸命努力する姿を見て選出しました。彼のような選手の存在はチーム全体のレベルを上げることになるのです。PGとして声も少しずつ出るようになってきたのでこれからはリーダーシップも取れるように頑張ってもらいたいです。