日本酒
日本酒は、米と麹と水を主な原料とするお酒の事で、日本特有の製法で醸造された”醸造酒”に分類されます。
果物のように華やかな味わいが広がるものから、ずっしりとしたうま味が体中に染みわたるものまで、様々な風味を味わう事ができます。
日本酒は世界各国のお酒と比べてみても、冷酒、熱燗など様々な飲み方を楽しむことが出来るお酒です。
ビール
日本人はお酒の席での一杯目はビールを好む文化です。
製造工程が違うため海外のビールよりも苦味があります。
コンビニでも多くの種類のビールが気軽に購入でき、日本人の大衆的なお酒です。
焼酎
焼酎とは蒸留酒の一種で、酒かすや米・麦・さつまいもなどから作られるアルコール分が多いお酒です。
原料により次のような特徴があります。
芋
芋焼酎は蒸し焼きにしたさつま芋の香りがあり、原料の特徴がそのまま風味に現われています。
さつま芋特有の甘味があり、水、または湯と焼酎をどのような割合で混ぜ合わせても、風味のバランスがくずれない特徴があります。
米
多くの焼酎ではアルコール発酵させるための麹(こうじ)造りにお米が使われています。
それをベースにして、次の製造段階で芋各種焼酎に分かれていきますが、最後までお米を使ったのが米焼酎になります。
濃厚な味が特徴です。
麦
麦焼酎は、まろやかで甘味があり、淡麗で軽やかな風味が特徴です。ライトな感覚 で楽しめ、一般的な焼酎として飲まれています。
泡盛
沖縄産の泡盛は細長い粒をした硬質のタイ米、沖縄原産の黒麹菌を使用したお酒です。
泡盛は他の焼酎より度数の高い製品が多いです。
その他
そば、黒糖などいろいろな原料を使った焼酎が多くあります。
ウイスキー
日本産のウイスキーは世界レベルになりつつあります。
“ニッカ”や“サントリー山崎”、 “響”などは他国で人気のお酒です。
ワイン
日本産ワインはヨーロッパ産ワインに比べて含有する有機酸塩が少なく、大陸産ワインに比べて魚介類との相性がよいとされています。
日本のワインの主な生産地としては北海道や山梨県、長野県、山形県があり、山梨の甲州ワイン、勝沼ワインは人気もあり日本の生産量の1/4を占めています。