伝統文化とは、長い年月を重ね、原型をとどめながら受け継がれてきた文化や芸能のことです。
書道
書道とは、毛筆に墨をなじませ、和紙の上に漢字と仮名文字を書きます。
美しく文字を表現する伝統文化です。
茶道
伝統的な様式により、客人に茶(一般的には抹茶)をふるまう事で、茶の湯とも言います。
茶を入れて飲む事を楽しむだけではなく、茶道に用いる茶道具や茶室に飾る美術品なども芸術のひとつとして発展してきました。
華道
「いけばな」とも呼ばれ、四季折々の樹枝・草花などを切り、花器に挿してその美しさを観賞します。
茶道や書道といった他の諸芸と同様、礼儀作法を大切にする日本の伝統的な文化です。
俳句・短歌
決められた文字数の中で自然の様子や喜び悲しみなどの気持ちをなどを文にして表現します。
三味線
三本の弦を“ばち”と呼ばれる道具を使い演奏する日本の弦楽器です。
450年程前に琉球から大阪に伝わり、三線(さんしん)を改良した楽器と言われています。
琴
桐(きり)の板を張り合わせた胴に張った弦を、指に装着する”琴爪(ことづめ)”で弾く日本伝統の弦楽器です。
能・狂言
笛や太鼓のお囃子に合わせて、舞台で劇を演じる日本の伝統文化です。
能の主役の役者は能面をつけて「この世のものではないもの」を演じます。
狂言は能よりコメディとしての要素を多く持っている芸能です。
落語
舞台上の噺家(はなしか)が身振りと手振りのみで噺(はなし)を進め、一人何役も演じながら、こっけいな話しで観客を沸かせます。
歌舞伎
歌舞伎は派手な衣装で現代劇を演じる芸能で、江戸時代、一般大衆向けの大衆演劇として老若男女に広く受け入れられ発展してきました。