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こんにちは、トレインズU15ヘッドコーチの石橋です。
チームは7月に入り、トライアウトを終えてやっと本格的に動き始めました。
待ちに待った始動でコーチも選手もワクワクしながら練習を行なっているところです。
僕としては取り組みたいことは本当にたくさんあるのですが、消化不良にさせないためにも基本的なスキルとを一つずつ重ねていきたいと考えています。
チームの課題
今の時代を象徴するように子供たちは高いドリブルスキルを持っています。ただレッグスルーがどれだけ上手くてもパスやキャッチが出来なかったり、レイアップを決められなければ試合にはなりません。もちろんできる選手もいますがチーム全員がこの基本的なことができなければ試合に勝つことは難しくなってしまいます。
まずはバスケット選手として当たり前のことを当たり前にできるようにすることがこの夏の大きな課題だと考えています。
現状
初めて3メンやフルコート2対1を行った時はパス、キャッチ、判断力、レイアップの精度とどれをとっても及第点を与えるには程遠い状況でした。ただ2週間くらいですが少しずつですがパスミスが減りレイアップも前よりは決められるようになってきています。
あとは判断の速さとパスの精度。ワンパスでレイアップに行けるシーンでも出せなかったり悪いパスが出てしまったりしています。パスの重要性をチーム全体でしっかり意識する必要がありますね。
練習ゲーム
8月の中盤から後半に練習ゲームを予定しています。個々でやるべきことはたくさんありますが最低限ゲームができる準備もしなければなりません。指導されたことをしっかり理解して実践する。これもバスケ選手としてとても大切な能力です。このゲームでは今までの基本的なことがしっかりできるかと、ゲームの中の指示をしっかり理解し表現できるかも見ていきます。
コミュニケーション
まだまだ練習中は声が足りません。これから長い間行動を共にするチームメイトです。恥ずかしがっている時間はもったいないので元気よく積極的に盛り上げていってもらいたいものです。中村寛大アシスタントコーチは現役時代、本当によく声を出す選手でした。きつい練習になればなるほど声を出して辛さも楽しんでいたように思います。子供たちには良い練習の雰囲気とはどういうものか理解してもらいたいですね。
年齢や体力、体の大きさなど中学生は選手によってばらつきが大きい年代です。ただ誰一人現時点で完成された選手はいません。これからの練習に向かう姿勢や努力で誰しもが素晴らしい選手になる可能性を秘めています。
自分はできるというポジティブな気持ちとバスケットを楽しむ心を常に持って、全員で頑張れるチームを作っていきたいと思います。