血液やリンパの流れが悪くなると、細胞と細胞の間に水分と老廃物が溜まり、むくみとなって現れます。

更年期になるとむくみが出やすく、また、冷えのひどい人はむくむことが多いと言われています。

 おなか周りのポチャポチャが気になる人は、まず体に溜まった水分の流れをよくすることが大事です。

水分の代謝がよくなるだけで、驚くほど脂肪がすっきりと落ちていきます。

 また、むくみがひどい人の場合は、遠赤外線ドームに入ることで吹き出すように汗が出て、トイレに行きたくなったりする人もいます。

これは、むくみの原因になった水分がスムーズに流れはじめ、汗や尿として体外に排出されるからです。
 水分代謝がよくなると、脂肪が落ちやすくなります。
水分代謝がよくなり、脂肪が落ちる理由は

水太りは、体が必要以上の水分を抱え込んでいるからです。

その溜まった余計な水分を流し出すことが大事なのです。

 そのためには、体の「水」と「血」のめぐりをよくすることが大切なのですが、体が冷えていると、それだけで体内の「水」と「血」は滞ります。

体の冷えを消して、このふたつのめぐりをよくすることが、脂肪を落としやすくするポイントなんです。

 脂肪を落とし、そのうえで、体の熱を作る筋肉量を増やしていくことができれば、さらに体の冷えは消えていきます。

反対に、筋肉量が減り、脂肪が増えてしまうと、どんどん体は冷えていくということになります。

 更年期に見えるホットフラッシュも同じく冷えからくる症状です。 

 冷えによる多汗、のぼせ、ほてりが出てしまうのです。

 冷えの表れ方が年齢とともに変化しただけ。

「冷え」と「多汗」は正反対のように見えて、原因は同じなのです。

身体の芯　内臓部分までしっかり温める、運動をする　筋肉をつける　体を冷やさない工夫をする。

がポイントです。

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