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こんにちは。
ヘッドコーチの石橋です。
今年の梅雨明けは早く、例年になく気温が高い日が続いています。暑くなり始めとなる6月、7月は身体がまだなれていないため、本当に暑くなる8月以上に熱中症のリスクは高くなります。選手には「水分・塩分をしっかり摂ること」と、「何かおかしいなと思ったら我慢しないで必ずコーチかトレーナーに言うこと」を徹底しながら安全第一で活動をしております。選手には今のうちから自分の体と向き合う習慣をつけて良い選手の道を歩んで欲しいです
チームの現状
6月はテスト期間ということもあって人数が揃わない状態での活動が非常に多かったです。なのでこの機会に一年生や新加入の選手達へのディフェンスのポジション、ビジョン、コミュニケーションの練習を時間をかけて行いました。4対4のシェルドリルという練習メニューは全国どこでも使われているチームディフェンスのドリルです。基本のポジショニングから複雑に発展していく動きはBリーグはもちろん日本代表でもNBAでも行われています。バスケットを深く理解する上でも非常に重要なメニューなのでしっかり覚えて、声を出しながら動けるようにならなければいけません。
また水曜日にコーチとして時には5対5に入って素晴らしいアドバイスをくれていた新号コーチが来シーズンから東京ユナイテッドに移籍したため6/22の練習が最後となりました。新号コーチから学んだこと、そして一緒にプレイして感じたことを良い経験として今後のプレイに活かして行ってもらいたいと思います。そして今後の新号選手を皆で応援していきましょう。
トレインズとの対戦以外でですね
課題
激しいディフェンスから走るというアップテンポのバスケットスタイルを私たちは目指しています。しかし今のところ、チームとしてのオフェンスの動きや約束事、ディフェンスの連携などにかなりの重きを置いて行ってきたこともあり、テンポも判断も少し遅くなってしまっています。特にトランジションディフェンスという相手の速攻を止める意識が弱くなっているんです。このトランジションディフェンスは良いオフェンスの終わり方が一番重要になってきますが、
それ以外にも
どのタイミングで戻り始めるか?
ボールマンを止めているか?
全員が全力で戻っているか?
誰が誰をマークするか?
など判断力、メンタル、コミュニケーションが大切になってきます。ゲーム形式の練習が増える中でただシュートが決まった決まらなかっただけではなく、ボールを持っていない時の動きや、シュートされたボールが空中にある時の判断、チームメイトとのコミュニケーションなど、そういう細かいところにも気が付けたり、反省できるような選手になってもらいたいと思います。
練習ゲーム
6月25日(土)、26日(日)vsアルバルク東京U15
兼子コーチが引率してくれた試合で、25日、26日それぞれ約10人ずつに分けて行いました。戦える時間もあったようですが、相手に速攻を何本も食らってしまい、トランジションディフェンスに課題の残るゲームとなりました。後半はアルバルク東京U15選手とごちゃ混ぜで交流戦を行い、同年代のバスケ仲間と言い交流ができたのではないでしょうか
月間MVPゲーム
今月の月間MVPは2年のロツ・マカフィ選手です。昨年このチームに入ってバスケットを始めた彼ですが、高い身体能力でリバウンド、ブロックショット、ゴール下の合わせのプレイとチームにはなくてはならない存在となっています。コーチの言ったことをすぐ理解し、コートで表現できる「スマートさ」も彼を大きく成長させて素晴らしいところだと思います。きっとコーチ陣の想像を遥かに超えるような選手になってくれると信じています。