免税店とは旅行者に対して、商品にかかる税金(消費税や酒税、輸入品の関税など)を免除して販売する店舗のことです。空港内や一部の繁華街にあります。
日本では、消費税だけでなく、関税・たばこ税・酒税などまで免税になる「デューティフリーショップ(duty-free)」と、消費税だけが免税になる「タックスフリーショップ(tax-free)」の2種類の「免税店」があります。
日本に訪れている外国人の方は原則として非居住者として扱われ、免税の対象となります。
個人が日常の生活に必要とする物品(一般物品、消耗品)に限り、消費税が免税扱いとなります。
一般物品の免税条件は同じ店舗で1日の購入合計額が10001円(税抜)以上で、一般物品は購入日から6ヶ月以内に国外へ持ち出すことと定められています。
また、購入合計金額が100万円を超えるときは、パスポートの写しが取られます。
消耗品は、同じ店舗で1日の購入合計額が5,001円(税抜)以上、50万円の範囲で適用され、購入日から30日以内に未開封のまま国外へ持ち出すことと決められています。
免税取扱い店舗にて、購入した当日中に免税手続きをしなくてはいけません。
免税店は、店頭に観光庁制定の「免税店シンボルマーク」のステッカーの提示やのぼりを掲げています。