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こんにちは。
ヘッドコーチの石橋です。
2022年3月31日の練習をもちまして今年度の八王子ビートレインズU15の活動が終了いたしました。
コロナ禍でのシーズンで思うように活動できない時期もありましたが、日々練習に一生懸命取り組んでくれた選手たち、そして送迎や食事など子供達を全面的にサポートして頂いた保護者の方々に心から感謝いたし ます。本当にありがとうございました。
チャンピオンシップでは良い結果を残すことができませんでしたが全国の強豪チームに対して果敢にアタックする姿や、怯まずに戦う姿は、選手一人一人の成長を感じることができました。
ビートレインズU15チームは創設3年目、3年間頑張り続けてくれた3年生も意地を見せてくれたと思います。
良い点、悪い点、多くの課題も見えてきました。来シーズン以降に向けてコーチ陣もフロントもより一層強い気持ちで取り組んでいきたいと思っています。
チャンピオンシップ1戦目 vs名古屋ダイヤモンドドルフィンズU15
昨シーズンの優勝 チームであり、今大 会も優勝候補の好チームである名古屋は出足からディープ3Pを連続で決めその力を見せてきます。我々は中々アタックできずに単発の3Pを打たされる形になってしまいました。ボールプレッシャーもありましたが、それ以上にリバウンドやルーズボールに飛び込む姿勢が素晴らしくトレインズは能力でもハートでも圧倒されてしまいました。ただ途中からチャンピオンチーム相手に臆することなくアタックしたり通用する部分もあったと思います。 結果は111-27と大敗になってしまいました。劣勢になった時にチームが前を向けなかったことが最も反省すべき点でした。
チンピオンシップ2戦目 vs熊本ヴォルターズU15
前日の反省を活かし、絶対に下を向かないこと、個ではなくチームとしてプレイすること試合前に確認して挑んだ熊本戦。
非常に気持ちの入ったエナジーの高いゲームになりました。チームとしてやるべきことを遂行しながら、素晴らしいシュートや積極的なアタックを仕掛けていきます。第3Q途中まではリードしてい ました。しかし勝負どころで相手のエースガードにビッグ ショットを連続で決められて逆転されてしまいます。最終スコ アは51-64で負けてしまいました。 前日の大敗からよく立ち直り最後まで諦めずに一つになって戦っていました。
総括
八王子ビートレインズU15チームとしては3年目のシーズンが終了しました。苦しかったこと、楽しかったこと、悔しかった ことなど選手一人一人様々だと思います。僕たちは彼らの大切な3年間を共に過ごし、共に成長できて本当に嬉しく思いま す。ボールを運べなかった選手が強豪相手に切り裂いていったり、シュートが届かなかった選手が大舞台で3Pを決めたり、本当に大きく成長してくれました。
最後に良い思いをさせてあげられなかったのはHCである私の責任です。私たちコーチ陣もこの悔しい経験を活かし次の世代をさらに成長させていきますし、3年生たちは新たな舞台でここでの経験や悔しさを活かして羽ばたいていって欲しいと思います。
現在日本のバスケット界は恐ろしいスピードで進化しています。身体能力やスキルだけでは上に登っていくことが難しい状況になってきています。ハードワークすることは最低条件でチームがよくなるために自分が何をすべきか?コーチが何を求めているか?そんなことを十分に理解してコートで表現し続けなければなりません。選手としてのレベルだけでなく、人間と してのレベルを上げられる選手になって欲しいと願っています。
MVP
八王子ビートレインズU15が創設されて3年間、チームの歴史と同じ時間を頑張ってきた5人の三年生に送りたいと思います。斎藤志音選手、大本颯史選手、鈴木龍羽選手、加藤遼馬選手、寺嶋久遠選手です。多くの変化を伴うこのU15チームで最後までハードに練習し、仲間を信頼し、楽しむ事を忘れずにプ レイしてくれました。一番最初のトライアウトからみんなを見てきましたが体もプレイも信じられないくらいに成長してくれ ました。ここからまだまだ上手くなってくれる可能性を秘めた子達ばかりなので今後の成長が楽しみで仕方ありません。素直な気持ちと戦う気持ちの両方をしっかり持って羽ばたいていってもらいたいと思います。
p.s.
2022年度メンバーの第3・4回のトライアウト情報がリリースされました。
https://trains.co.jp/news/detail/id=14694
是非チェックしてご参加ください。
東京八王子ビートレインズ
中村