滝山城跡は、八王子市丹木町にある、国史跡に指定されている戦国時代の城跡です。
八王子市の北部を流れる多摩川と秋川の合流地点の南、標高約160mの加住丘陵に位置します。
滝山城跡の歴史は古く、1521年に大石定重が築城し、八王子市高月町にあった高月城から移ったと言われています。
その後、大石氏は北条氏康の軍門に下り、滝山城は北条家の城となりました。
1569年に武田信玄に攻撃をうけた後に、八王子城を築城し移転しました。
昭和46（1971）年に、加住地域の住民と行政等が共に協力して5,000本の桜（ソメイヨシノ、ヤマザクラなど）を植樹し、長い年月を経て都内有数の桜の名所地となりました。
毎年4月には桜まつりが開催され、多くの人たちが花見を楽しみます。
城跡内には幾つかの公園、広場もあり、くつろぎながら緑豊かな自然環境を満喫できます。
滝山城跡は城の跡地ということで、本丸と言われる丘の頂上までは様々な散策コースがあり、また多くの自然や動植物を楽しむことができます。
アクセス
MAP▶
【バス】京王八王子駅・JR八王子駅北口から「戸吹（ひよどり山トンネル経由）」行きバスで約20分、「滝山城址下」下車徒歩15分
【車】中央道八王子インターから国道16号を拝島方面へ、左入交差点を左折し国道411号（滝山街道）へ10分
駐車場は滝山城跡の入口近くに29台ございます。
近隣の観光スポット
・道の駅八王子滝山
東京都八王子市滝山町にある東京都道169号新滝山街道の道の駅です。
2007年（平成19年）4月1日に開駅され、東京都内では、唯一の「道の駅」となっています。
地元八王子の農産物や地域物産の販売を行っており、連日多くのお客様で賑わっています。
