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本格的にお酒やバーテンのお勉強をした訳ではないのに、ただ、お酒が好きというだけでアイラモルトを出すショットバーなんぞを始めてしまった私です。
この本はそんな私が教科書の一つにしている本です。
皆さまご存知の村上春樹氏が、旅のテーマを「ウィスキー」として、スコットランドのアイラ島及びアイルランド各地を巡り、行く先で飲むシングルモルトのウィスキーやウィスキー工場(蒸溜所)、バーおよびそこに住む人々の話を中心に、スコッチ・ウィスキーとアイリッシュ・ウィスキーや、その楽しみ方を綴っています。
シングルモルトの聖地巡礼という感じで ボウモアやラフロイグなど実際に訪れた蒸留所の様子など載っています。
村上春樹氏の奥様・陽子さんが撮った写真もたくさん載ってます。
読んでいるとアイラ島を旅しているような気分になります。
今思えば、ブリティッシュエアウェイズに勤務しているときに、どうしてアイラ島を訪ねなかったのか悔やまれます。とはいえ、そのころはまだアイラモルトに全く興味がなかったのですから仕方がないですね(^^;
この本を見つけたのは、店を始めたばかりの2013年3月に訪れた北杜市の白州蒸留所のショップ。(このときは、限定発売された白州のシェリーカスクを買いに行ったのです)
元々は1999年12月15日、平凡社より刊行された。『サントリークウォータリー』第55号(1997年9月30日)、第56号(1997年12月15日)に掲載されたエッセイが元になっています。
店のお客様にもお勧めしていてカウンターでページを捲るお客様もいらっしゃいます。
明日はもう一冊のバイブル「シングルモルトウィスキー大全」をご紹介します。
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