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自転車通勤のため、ほとんど電車にほとんど乗ることがないですが、たまに電車乗るとワクワクします。
「はちなび」スタッフのまえたけです。
八王子市には市民の足として多くの電車路線が走っています。
・高尾ー東京間「中央線」
・八王子ー東神奈川「横浜線」
・八王子ー高崎「八高線」
・新宿ー京王新宿「京王線」
・新宿ー橋本「京王相模原線」
・新宿ー高尾山口「京王高尾線」
この中でも一番利用率が高い中央線で、グリーン車の導入が決まりました。
導入予定路線は「中央快速線(東京ー大月間)」と「青梅線」となっており、5年後の2020年にサービス開始予定となっております。
発表されている概要は、現在、10編成で走る電車の3号車と4号車の間に2階建てのグリーン車両を追加して全部で12両編成とするそうです。
※JR東日本発表のイメージ画像
導入にあたり、電車の長さが現在より2両増えることにより、全駅のホームを2両分の延長を行う必要があります。
その他にも新車両製造や信号機、線路などの移設や拡張、グリーン券売り場の設置など5年後のサービス開始に向けやることは山積みのようです。
総事業費は750億円となっており、JR東日本の本気度が伝わります。
これだけの事業費をかけてグリーン車を導入するメリットって?
中央線は郊外から都心に向けて走るメイン路線なので、通勤時間の混雑は都内でも上位に入ります。
中央線を走る全ての車両にグリーン車が導入されて現在の10両編成から12両編成に変わることにより、乗車数も増えて、混雑緩和になります。
また、現在、朝と夜に全席指定の「中央ライナー」が走っており、座って帰りたい方に重宝されています。
しかし、この中央ライナーは本数も限られており、発車時刻も決まっているため乗車するには、時間を合わせる必要がありましたが、グリーン車導入により、座って通勤、通学できる機会が大幅に増えます。
一点、注意点があり、このグリーン車は指定席ではないので、必ず座れるというわけではないそうです。
2027年には、八王子近郊の「橋本駅」にて、リニア新幹線(東京ー名古屋間)の開業も決まっており、都心から郊外への交通インフラも強化されていきます。
まだまだ、サービス開始には時間がありますが、2020年の東京オリンピック開催の際には、多くの方が中央線を利用して八王子に訪れてくれるのではないでしょうか。
都心からグリーン車に乗って、高尾山へ向かい、ちょっとした小旅行気分味わう。
グリーン車をそんな感じで利用してもらえると嬉しいですね。