関東有数の山車まつりといわれる「八王子まつり」は、2019年8月2日(金)〜4日(日)の3日間に渡り、JR八王子駅周辺エリアの甲州街道を中心に開催される行事です。
19台もの山車(だし)が八王子の街に登場し、灯火(とうか)によって彫刻を浮かび上がらせて、巡行する山車の姿は見ごたえ充分。
山車を寄せ、囃子を競い合う「ぶっつけ」は必見となっています。
この「八王子まつり」の歴史は古く、今から56年前の1961年に富士森公園で行われた「市民祭」としてスタートし、現在は、会場を甲州街道(国道20号)へと移し、和太鼓・民謡流し・山車・居囃子・千貫神輿・八王子芸妓・屋台などが行われ、老若男女誰もが楽しめるお祭りとなりました。
2018年の八王子まつりは、73万人の方が訪れました。
他にも八王子まつりは見どころが満載!!
千貫神輿を筆頭に多数の神輿も町中を練り歩き、お揃いの衣装・服装の担ぎ手たちが、大きな掛け声で祭りを盛り上げます。
市内の神社に伝わる伝統芸能獅子舞、能の曲を囃子を入れて笛などで演奏する居囃子(いばやし)、迫力ある関東太鼓大合戦(和太鼓)なども行われます。
八王子まつりでは甲州街道を中心に約250店の、焼きそばなどの屋台(夜店・露店)が並びます。
屋台(夜店・露店)の出店時間はお祭りの開催時間に合わせて、12:00~21:00までとなっています。
八王子まつりの一環として2019年7月27日(土)には富士森公園ダイワハウススタジアムで「八王子花火大会」も開催され、八王子の熱い夏を多くの人が楽しみました。
八王子市街地の氏子を中心とする山車祭りは、
八幡八雲神社の祭礼を下の祭り、
多賀神社の祭礼を上の祭りとして親しまれており、彫刻を全面に施した種類の彫刻山車の祭りとして、関東一円に名声を博しています。
●八王子まつり・上地区の山車
八幡町一・二丁目、八木町、日吉町、小門町、千人町一丁目、追分町、八幡上町、平岡町
●八王子まつり・下地区の山車
中町、本町、上八日町、南新町、横山三丁目、八日町一・二丁目、三崎町、元横山町、南町、大横町
●八王子まつり・上地区の神輿
元本郷一丁目、大横町、本郷町、元本郷町、平岡町、鐘キ(鬼へんに首)、神頭連合会、鬼枡
●八王子まつり・下地区の神輿
横山町一丁目、横山町二丁目、上野町一丁目、天神町、富士浅間神社、寺町一丁目、八姫会、唐松暁会
八王子まつりは、真夏の八王子市が、より一層熱く盛り上がる3日間となっています。
1
上地区 神輿連合渡御 18:45~21:00頃
上地区の神輿7基が集結し、上地区エリアで連合渡御を行います。
2
上地区 山車八幡大辻合わせ 19:50~20:30頃
八幡大辻に9台の山車が勢揃いし、木遣が入り囃子の競演が始まります。大辻合わせ終了後山車が巡行し、「ぶっつけ」を行います。その後4基の神輿が山車の間を渡御します。
3
下地区 神輿連合渡御 18:30~20:00頃
下地区に7基の神輿が集結し、連合渡御を行います。
5
下地区 山車年番送り 20:25~20:50頃
八幡八雲神社宮神輿を要に、9台の山車が集結し、「年番送り」が行われます。
八王子市民みんなが楽しむこのお祭りをみんなに教えるべ!!!!